2015年11月08日

信用取引の審査は厳しい!?

こんにちは、あべ☆ひろです。

前回も、「信用取引の口座開設基準と審査の基本」について
触れましたがもう少し具体的に説明しますね。

先ずは、
「書面審査」と「電話審査」とは?

〈書面審査〉

投資家から提出された書面による審査です。
自己申告に基づく投資経験や、自己資産などが主です。
また、一部のネット証券などでは
信用取引に関する問題(クイズ)が出題される場合があります。
その場合、正答率も当然審査対象となります。

信用取引の書面審査ではどんなところが見られるのか?

基本的には、書面審査では
「十分な知識を持っているか(リスクを理解しているか)?」と
「万が一の場合でも支払いができるのか?」の二つが対象となります。

・十分な知識を持っているか(リスクを理解しているか)?
信用取引は株式投資(現物株)よりもリスクが高くなるので、
下手に分かっていない人に投資をさせた場合は後々のトラブルになったり、
ルールを知らないことによる損失が出てしまうかもしれません。
そのため、
株式投資全般についての知識はもちろん、
信用取引についてもルールを理解しているかの審査をします。
書面審査としては
現物株の取引経験の長さがポイントです。
数ヶ月程度なのか数年の経験があるのかで、当然株式投資に関する
知識水準は違ってきますので評価されます。
また、他社での信用取引経験があることも高評価です。
(但し、信用取引経験は必須というわけではもちろんありません)

・万が一の場合でも支払いができるのか?
信用取引は最大で資産(担保)の数倍という大きな資金を動かせる取引です。
そのため、
多額の損失が発生し、
万が一の場合には預けている資金以上の損失がでるリスクもあります。
こうした場合には、
当然不足分を証券会社に支払う必要があるので、
その支払い能力が審査されます。
この審査項目としては
「金融資産の大きさ」と「職業(勤務先)」が与信のポイントとなります。

〈電話審査〉

証券会社の担当者が信用取引口座の開設を希望する人に電話をして
投資知識の確認やリスクを把握しているかなどを審査します。
証券会社によっては必ず電話審査を行うところもあれば、
書面審査でボーダーの人にだけ行うところ、
一切行わないところもあります。

一般的に、どんな質問内容なのか?

基本的には、
電話審査の内容は先方が聞いてくる内容で終ることが多いです。
概ね以下の質問に答えることができればそれで終了するでしょう。

多くの場合、最初の方に先方の担当者がジャブ的な質問を打ってきます。
その質問に的確に答えられていればスンナリと終わるでしょう。

・委託証拠金維持率の計算方法は?
・追証の仕組みは?
・追証が発生したらどうすればいいのか?
・代用有価証券はどのように評価されるのか?
・制度信用取引の決済期限は何ヶ月か?
・逆日歩とは何か?
・制度信用取引と一般信用取引の違いは?
・投資額以上の損失が発生するリスクがあることを知っているか?
・2階建てとは何か?

条件審査の内容は?

@資金的な審査
証券会社によっても異なりますが、
自己資金または
その証券会社に預けている資金(預かり資産)が一定以上
という基準がある場合があります。
当然、この基準をクリアできないと信用取引口座は作れないので、
口座があれば大丈夫だと思います。
また、最近ではネット証券を中心に
ごく僅かな預かり資産でも信用口座開設OKというところもあります。

A属性・職業による審査
無職という場合は厳しいかもしれませんが、それ以外の場合であれば
基本的に属性(職業など)が問われることは殆ど無いでしょう。
但し、対面型の大手証券の場合などは
こうした属性もしっかりと見ている可能性があります。

B投資経験
実は一番大切な部分が投資経験(知識)です。
信用取引はリスクの高い取引も可能なツールです。
そのため、株式投資や信用取引に対しての十分な知識が求められます。
一般的には
株式投資経験が半年以上〜3年以下というのが基準となっている
ケースが多いです。
経験が基準に満たない場合には
電話審査などが実施される場合があります。

C投資に関する知識チェック
これは証券会社によりますが、本当にリスクについて理解しているのか
についてのチェックが行われる場合があります。
例えば、「下記の中から誤っているものを選びなさい」といった感じで
利用者をテストするというものです。
間違っている場合は審査に悪影響を及ぼすこともあります。

信用取引口座の審査で嘘をついても大丈夫?

信用取引の口座開設のとき、
自己資金の欄や投資経験の欄に嘘の数字を書いたらどうでしょう?

実際には、
投資経験や自己資金についての調査権限を証券会社側は持たないので、
基本的には自己申告に基づくものとなっています。
それで、自己資金2000万円、投資経験10年以上などと書いておけば、
審査は問題なく通ると思います。
ただ、肝に銘じておきたいのは
なぜ証券会社がこのようなルール(審査)を設けているのかということです。
別に意地悪でこうした審査をしているのではなく、
そうしたリスクある取引だから審査を行っているのです💡

このような現状をしっかり自覚した上で、
誠実に取り組むべきだと思います。

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posted by あべ☆ひろ at 16:26| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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