2015年11月09日

信用買いのメリットは?

こんにちは、あべ☆ひろです。

信用買いとは?

〈手持ち資金の約3倍の金額まで株式が買える〉

「この銘柄は値上がりしそう。でも手元の資金が足りない」

こんなときに活用したいのが、「信用買い」(信用取引の買い)です。
これは、証券会社からお金を借りて株式を買うという取引方法ですね。

証券会社に委託保証金として預けている
現金(株券で代用することも可)を担保にして、
株式の買付代金を融資してもらいます💡

委託保証金率が30%であれば、
手持ち資金の約3倍の金額まで株式が買えます。
つまり、30万円の保証金で100万円までの取引が可能になります。

信用取引では
株券や債券などを委託保証金として代用することもできます。
これを「代用有価証券」といいます。
いわば眠っている有価証券を有効活用できる制度です。
但し、代用有価証券には「掛け目」という保証金換算率が定められており、
それによって保証金としての評価が決まります。
一般的には、
株券は前日終値の80%、利付き国債は同90%、上場企業の社債は同80%
で評価されます。
詳細については、各証券会社で異なりますので確認してみてください。

〈信用買いの決済には2つの方法がある〉

一般的に、
信用買いした株式は6カ月以内に決済することになっています。

その方法は「返済売り」と「現引」の2つがあり、
投資家はどちらでも自由に選べます。
但し、証券会社から借りた買付代金には
「買方金利」などのコストがかかるため、できるだけ短期で決済します。

返済売り:
買った株式を売ってお金を返済する方法です。
実際には
買いと売りの差額を証券会社との間で受け渡しすることになります。

現引:
信用買いをした際の代金を証券会社に現金で支払い、
現物株を受け取るという方法です。
これは株式を現物として保有しておきたいときや、
値下がりによる含み損を出したくないときなどに活用します。
現引時の受渡金額は、「買い建値×現引株数+諸経費」で計算されます。
現引余力(現引可能額)は、現物購買余力と同額です。

〈チャンスを逃さず、効率よく値上がり益を狙う〉

信用買いの魅力は手元の資金を効率よく活用できることです💡
例えば、
保証金30万円を委託し、時価80万円の銘柄を信用買いしたところ、
100万円まで値上がりしたとします。
その機を捉えて売れば、利益は20万円です。
30万円の資金で20万円の利益を得たことになります。

でも、逆に60万円に値下がりしたところで売ると、
当然ながら20万円の損失を出したことになり、
その金額が差し引かれ、委託保証金は10万円に減ってしまいます。

資金効率のよい信用取引は大きな収益を期待できる一方で、
大きな損失を被る可能性もあるので、この点は要注意ですが。

また、信用取引では
「買い」からだけでなく、「売り」からも取引を始められます。
「買い」からしか取引を始められない現物取引の場合、
相場下降局面では損失が出てしまいますが、
信用取引では「空売り」をすることにより、
収益チャンスに変えることが可能です。
この空売りでは株価が下がれば下がるほど利益が大きくなるため、
相場環境が悪いときに効果を発揮します。

〈こんな活用法も(現物株の予約買い)〉

信用買いにはさらにメリットがあります。

例えば、
株主優待に魅力を感じ、かねがね現物を長期保有したいと考えていた
銘柄の株価が市場全体に連動して急落したとします。
このとき、「せっかくのチャンスなのに手元の資金が足りない。
でも2週間後にはその約定代金を賄うのに十分なお金が入ってくるのに…」
このような場合は、
信用買いをしておき、予定していたお金が入ったら現引きするのです。
これで意中の銘柄を買い、保有することができます。
これは「いずれ現物で買う株を予約買い」する取引と言えるでしょう。
信用買いにはこんな活用法もあるんですね。


margin_image2_2014.gif


posted by あべ☆ひろ at 11:37| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。