2015年11月09日

信用売り(空売り)のメリット!

こんにちは、あべ☆ひろです。

信用売りとは?

投資家が証券会社より株式を借り入れ、それを市場で売却することです。
ショートとも呼ばれています。
売却代金は証券会社が管理し、
定められた期限内に同じ銘柄の買い戻しを行うことで決済します。

売却時と買い戻し時の代金の差額が利益(損失)となります。
株式売却時より株価が下がっていれば利益が得られ、
株価がゼロ円(無価値)になった際に最大となります。
逆に株価が上昇した場合には、株価に上限はないわけですから、
損失にも限度がないことになります。

〈手元に株がなくても「売り」から取引できる〉

現物取引では株を買い、それを売ることでひとつの取引が終了します。
株式をできるだけ安く買い、
それが値上がりしたところで売れば利益が得られる仕組みです。

信用売りはこの逆。
手元に株がなくても売ることができ、
それを買い戻してひとつの取引が終了します。
できるだけ高く売り、
安くなったところで買い戻せばその差額が利益になります。

〈信用売りの仕組み〉

手元に株がないのになぜ売ることができるのでしょうか。
信用売りの仕組みは次のようになっています。

@ 証券会社から株を借りる
まず投資家が証券会社に保証金を委託し、
それを担保に証券会社から株券を借ります。
株式取引では
売り手と買い手が株券と代金を交換することによって売買が成立します。
これは信用取引でも同じことです。
そのため、
信用取引の売方は買方に渡す株券を証券会社から借りる必要があるのです。

A借りた株を売る(「信用新規売り」)
「信用新規売り」注文が約定した場合、
買方から支払われる代金は証券会社が預かることになっています。
この段階では売方はまだ現金を手にすることはできません。

B売った株を買い戻して証券会社に返す(「決済」)
売方は予想どおりに株価が値下がりしたら、
株券を株式市場で買うなどして調達し、
それを証券会社に返すことによって、
初めて買方が支払っていた代金を受け取ることができます。

信用売りの決済方法も信用買いと同様に2種類あり、
投資家はどちらでも自由に選べます。

返済買い:
売った株券を買い戻してそれを証券会社に返します。
これは実際には信用買いの返済売りと同様、
売りと買いの差額を証券会社との間で受け渡しすることになります。 

現渡:
こちらは信用売りをしている銘柄と同数の
「現物株」を証券会社に実際に渡して決済するというものです。
投資家は証券会社から信用売りをした時点での約定代金を受け取ります。
現渡時の受渡金額は、
売り建値×現渡株数−諸経費(−譲渡益税)
で計算されます

現物株式を長期保有する予定であっても、
短期的には株価が下落することが予想される場合には、
一旦売建しておいた方が投資妙味を得られる可能性があります。
現物株式を保有した状態で売建する方法(「つなぎ売り」)を行う
ことによって値下がり損をヘッジしたことになります。
予想に反して株価が上昇してしまったら、買い返済するのではなく、
現渡し(現物株式の引き渡し)によって決済をすませることができます。
一方、買い返済で決済し、
損失が発生した場合には、現金で損失分を支払わなければなりません。

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例えば、
1,000円で買ったA株(現物株式)が
現在1,500円まで上昇しているという状況で、
これ以上の上昇は難しいと予想している時、
信用で新規に1,500円で売建てたとします。
予想通り値下がりし、1,200円まで下がれば
反対売買(買い返済)を行って30万円の利益。
(1,500円-1,200円)×1,000株=30万円
A株は継続して保有しているのでの現物分は残り、
その後の再度高値を狙う機会を残せます。
逆にA株が2,000円に上昇してしまっても、保有の株券を現渡しすれば
信用取引での売却価格1,500円で計算した代金
(手数料・諸費用を差し引いた金額)を受け取れます。

〈相場下降局面で収益チャンスをキャッチ〉

信用売りでは、株を売った時に買方から支払われる金額よりも、
証券会社に返すための株を調達する金額の方が安ければ、
その差額が利益になります。
つまり、
株価が下がれば下がるほど利益が膨らむことになります。

例えば、
保証金30万円を委託し、時価80万円の株を信用売りしたところ、
70万円まで値下がりしたとします。
その時点で返済買いをすれば、
30万円の手持ち資金で10万円の利益を得られることになります。

逆に90万円に値上がりしたところで返済買いをすると、
10万円の損失を出すことになり、委託保証金は20万円に減ってしまいます。

「買い」から始まる現物取引では、相場の上昇局面でしか収益を狙えません。
でも、
信用売りを併用すれば相場下降局面にも対応することができ、
収益獲得のチャンスは大きく広がります💡

〈信用売りのできる銘柄、できない銘柄〉

信用売りはできる銘柄とできない銘柄があります。
信用取引には「貸借銘柄」と「信用銘柄」があり、
「貸借銘柄」は信用売りも信用買いもできますが、
「信用銘柄」は信用買いしかできません。
信用売りは、
注文画面や銘柄情報に「貸借」という表示のある銘柄が対象になります。


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posted by あべ☆ひろ at 16:00| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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